アニメと音楽の話

最近のアニメの主題歌って”アニメの内容と関係ないじゃん”って曲が多くてちょっと違うんじゃないって思う時があります。
そんな中で私的にこれだ!と思う曲を新旧取り混ぜてアニメの感想と共に紹介します。
マッハバロン
これ特撮ですね。広義の意味でアニソンということで。ラジオの話でも一回でてますね。
作詞 阿久悠 作曲 井上忠夫、すごいです。井上忠夫さんは、のちの井上大輔さんですね。元ブルーコメッツ。
ギターがヤバイ。charが弾いてるって本当ですか?ソロがムズイ。コピーしたけど同じ雰囲気にはならないなあ。研究の余地があります。
ドラムはパンクですね。ド直球のロックナンバー。
歌詞は、いかにもジャリ向けって感じなんだけど何故かカッコよく聴こえる。流石。
阿久悠先生。”蹂躙“って漢字、高卒の僕には書けません。
フィンガー5のカバーもあります。
昔のアニメの主題歌って、マーチソングやなんちゃら音頭とか多かった。
ロックやオシャレっぽいのって結構自由にやってる感がある。以外と制約とか少なくて自由にできたのかもしれないですね。
クロマニヨンズのヒロトもアマチュア時代、カバーしたとか、しないとか。
音源ずっと探してるんだけど微妙にテイク違ったりするんですよね。
カンフージョン
映画 酔拳の劇中で流れる曲。
“もうアニメ関係なくなったじゃん!“
まあそうおっしゃらずに。
ゴールデン洋画劇場の吹き替え版でかかる曲。”四人囃子”です。
日本のプログレバンド四人囃子。
正直よく知らない。
この”カンフージョン”なる曲、拳法混乱と書きます。カンフーとコンフュージョンを混ぜた造語。
DVD見直すまで、ラストの戦いで流れてると勘違いしてましたが、”槍のおっさん”とジャッキーが戦うシーンで流れます。
“プログレじゃないじゃん“
トーキングモジュレーター?で中華っぽい四字熟語みたいな羅列で始まる。
この曲、ちゃんと酔拳のことをテーマに作られているのがえらい。
今までDVDでは、吹き替え版なかったんですが、蛇拳とBOXセットで吹き替え版も同胞されたものが出たので購入。(BOXセットついつい買ってしまう)

ジャッキーが祠の前で服を乾かすシーンで”殺し屋 鉄心”にボコボコにされます。
ノーカット版だとその理由がわかります。
蘇化氏の吹き替え、小松方正さんが最高!
鉄心の使う謎の拳法”無影拳”に苦戦するジャッキーに向かって
“無影拳は、見ようによっては良く見える”
チョー適当なアドバイス。
件のカンフージョンがどうゆう経緯でできたのかわかりませんが、名曲なのは、間違いないです。
モンキーパンチのポスターもカッコよかった。
HELLO,VIFAM
銀河漂流バイファムの主題歌。
パイロットと管制官との通信のやり取りがカッコいい。
TAOは世に出るのが早すぎたね。CMのお仕事もされてたそうですが、正当な評価は、されてない気がします。

ボーカルが”David mann”という方。
前編英語で歌われています。
この曲、アイリッシュトラッドみたいなバイオリンが美しいですね。
バンドは、2年で解散。脱退したメンバーで組んだのが”EUROX”。ガリアンの主題歌、”ガリアンワールド”を歌ってます。
ガリアンが僕が住んでたとこでは、日曜の朝にやってたこともあり、同年代でも知らない人が多い。
以前、酔った勢いでガリアンを熱く語っていたら、一緒に飲んでた友人に、
“そうやってありもしないアニメの話をして僕をからかってるんですね”
とキレ気味に言われ大ダメージを受けました。みんな気をつけよう。
哀・戦士
劇場版ガンダムの挿入歌。
ブルース・スプリングスティーンの”サンダーロード”と”BORN TO RUN”を足して2で割ったような曲。
いい曲なんですよ。
この曲もギターソロがムズイ。
作曲 井上大輔なのでマッハバロンのソロと似てます。
ザ・ベストテンにも出てましたよね。ランクインしたんだっけ?
めぐりあい宇宙の”ビギニング”もいい曲。キング・クリムゾンのリザードにそっくり。
komm,susser Tod
エヴァンゲリオン劇場版、挿入歌。
人類補完計画のシーンでかかる曲。
全人類をゲル状にしてまで生き残りたい?
ショッキングなシーンのバックで流れるこの曲。死にたくなります。
シンエヴァンゲリオンも予告がでてますね。みなさん観ましたか?
色々言いたいことあるでしょうが、有難いことですね。
残酷なシーンで美しい曲が流れると、相乗効果があり、ざわざわします。
新作の方では初号機が参号機を撲殺するシーンで、”今日の日はさようなら“がながれます。胸がつぶれそうになります。
漂流~スカイハリケーン
超時空世紀オーガスの主題歌。
ケーシー・ランキンとゆう方が歌われています。この人SHOGUNのメンバーだったっらしい。
カラオケで玉砕した思い出があります。
この曲もトーキングモジュレーターで変形した声で、”オ~ガ~ス“って始まります。
この頃流行ってたんですね。
スローな展開からアップテンポになってロックににります。
アメリカンロックなアレンジで今聞いてもカッコいいですね。歌は、先程もありましたが、めちゃくそ難しい。
ちなみに僕は、バルキリーよりオーガスのほうが好きです。オルソンタイプが一番好きですね。
当時は、アニメの主題歌を、歌うのに難色を示される歌手の方が多かったみたいですが、作曲者から説得されたりして、納得し、かなりハイレベルな仕上がりになってます。
中には、ライフワークになって大事に歌い続けている方もいます。
今は、いい時代になって1ジャンルを築くほどになりました。
まとめ
三波春夫のルパン音頭が一番スゲエ。
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