エヴァンゲリオン感謝祭

エヴァンゲリオン感謝祭

シン・エヴァンゲリオン観てきました。

TVシリーズから26年。

エヴァもこれで完結。少しさみしいですね。

いい映画は、エンドロールまで観てもしばらく立つことができず説明のつかない感情になります。

帰り道の風景も違って見えたり見えなかったり。とにかくありがとう。

なので一人で感謝祭をはじめます。

ワッセローイ!

真希波マリ

新劇場版で1番良かったのは

真希波DEATH!

エヴァンゲリヲン新劇場版:破から登場。エヴァに乗ることができる新キャラクター。 

声優は坂本真綾さん。トップをねらえ2のラルクもこの人ですね。

8号機のパイロット。パーソナルカラーはピンク。

初登場時のプラグスーツもいい。ヘルメットはヤマトのガミラス。

旧作と別ルートを辿るとき重要な役割を担います。弐号機のビーストモード。

彼女の正体や本懐は未だにネットで考察が繰り返されていますが

謎の美少女でいいんじゃね?

ただゲンドウや冬月とも面識があるので見た目より実年齢はかなり上。

新劇場版は旧シリーズからループした時間軸と言われています。”時をかける少女”や”まどマギ”で取り扱われてきたテーマですがこれらの作品では悪循環として描かれています。

カヲルの『今度こそ』のセリフにはループを自覚してるものの絶望も含まれているような気もします。

マリは”365歩のマーチ”を歌いながら物語に登場しました。

EVA8号機

Qの冒頭。巨大なブースターで宇宙に打ち上げられる弐号機&8号機。

初号機とシンジの奪還が目的の作戦。

八つの目、頭の形はウルトラマンレオみたいな造形。ハンドガンのアクションが多いですね。

シンではマリオネットみたいに吊るされて登場。操縦はステアリング。パリの街はナディアのNノーチラス号とレッドノアの戦いを思い出させます。

エヴァのデザインはエポックメーキングでのちのロボットのデザインに影響を与えたと思います。

メカニカルでもあるし有機的でアイコニックでもあるし。ストリート系のファッションやスニーカーなんかのカッコよさもデザインに落とし込んであります。

8号機はEVAシリーズの中で2番目に好き。

EVA量産型

旧劇場版に出てきたコイツが1番好き。

最初デザイン画を雑誌でみたときは角のないエレキングみたいだなと思いました。

なので口にあたる部分を目として追っかけていたので映画を観て初めて口だとわかりました。 

庵野監督は成田亨の影響が大きいですね。

アマチュア時代の自主制作映画では自らウルトラマンを演じています。

全翼機の輸送機で運ばれる量産型。このシーンカッコいい。弐号機との戦闘はトラウマシーンです。これ以降ゴア表現のアニメが増えていったように思います。

BLOOD-Cにもデザインがオマージュされた名前もそのまんまの量産型が出てきます。

こちらもトラウマ必至。覚悟してみてください。”古きもの”は使徒からインスパイアされてますね。

量産型の武器の大剣(ロンギヌスの槍のコピー)もカッコいい造形です。

使徒

TVシリーズのゼルエルが好き。

使徒のデザインはシュールですがアニメーターの負担を減らす意味もあったのかも。 

自由に動き回るエヴァに対して空中に浮かんでる正八面体。(ラミエル)

ゼルエルも薄い紙状の手が動くだけで基本浮かんでます。

なんかこの人もそうですね。 

新劇場版では予算もかけて使徒も躍動感のある演出になっていますが、TVシリーズの生物なのか無機物なのかわからない怖さはスポイルされたような気がします。

44aや4444cはEVA由来の人造の使徒といったとこでしょうか。

4444cはスマホの三脚じゃんって思った人いるんじゃない?

シンジとカヲル

TVシリーズや旧劇場版はゴアなシーンも多いですが逆にファンアートでは心温まるものが多いようです。

日常を描いたものやキャラクターたちのその後がかわいいイラストで発表されてます。

シンジとアスカが結婚して幸せに暮らしてる。そんなイメージをしたものも多いですね。多くのファンはハッピーエンドを望んでいるのです。

シンジとカヲルはデビルマンの明と了。

今気づいたけど真希波マリと牧村美樹は名前似てますね。 

Qのピアノの連弾のシーンが好きです。

かわいい

レイとアスカ

ドジっ子とツンデレ。プラグスーツが毎回新しいものがでてファンは嬉しい。

レイは黒いスーツが好き。アスカはマグマダイバーの回のD型装備が好き。 

チルドレンが空白の年月を歳をとらずにいるのは残酷なこと。

エヴァの呪いと劇中語られますがこの呪い実は観ている方にもかけられています

勿論見た目は歳をとりますが所謂中二病やピーターパン症候群。

呪いは解けましたか?

自分はまだ余韻に浸っていたいです。

まごころを君に

少なくとも庵野監督はエヴァの呪縛からは解き放たれたようです。

“シン”は暫く庵野ブランドとして続いていくでしょう。本命はシン・ナウシカなんでしょうが宮崎駿監督が続編作るのが1番いいと思ってます。

新世紀エヴァンゲリオンは最高のSFだったし最高のロボットアニメだった。世代を超えた共通言語にもなりました。

さようなら すべてのエヴァンゲリオン。

ありがとう すべてのチルドレン。

甥っ子の感想が1番的を得ています。

スッキリした。

まとめ

アニメはリリンの文化の極み。