↑THE HIGH-LOWS↓のこと

↑THE HIGH-LOWS↓のこと

ブルーハーツもハイロウズもヒロトとマーシーのバンド。ブルーハーツ世代なんですがハイロウズから聴き始めた変な奴です。

ハイロウズの好きな曲を語る。

↑THE HIGH-LOWS↓

ハイロウズはボーカルヒロト ギター マーシー ベース調先人(しらべさきと) ドラム大島賢治 キーボード白井幹雄の5人編成。

ハイロウズの肝はキーボード。キーボードセクションがあるバンド好き。

シャーラタンズやクーラシェイカー この頃キーボードのあるバンドが流行った(気がする)。

白井さんはブルーハーツの頃からサポートで参加していています。

ハイロウズはブルーハーツより溜めの効いたドラムと伸びのあるベースギターでゴリゴリのロックサウンド。

スーパーソニックジェットボーイ

オアシスやPUFFYがやってたリスペクト溢れるオマージュ。何回目かのロックリバイバル。

ストーンズのジャンピングジャックフラッシュからリフを拝借。PVではヒロトのクネクネダンスも見れます。

この頃のヒロトめちゃクソカッコいい。坊主頭のイメージがありますが長髪も決まっています。ハンサムな人ですよね。

ファーストアルバムはブルーハーツへの決別を思わせる曲もあってイメージの刷新を意識していたと思いますが

どーでもいいじゃないか

そんなことはどうでも

ヒロトとマーシーがカッコいいロックやってたらそれでいいんです。

相談天国

今度はBURN。もうやりたい放題。ディープパープルもキーボードセクションのあるバンドで昭和のロック少年はみんな聴いていました。

ディープパープルはギターリフがカッコいい!BURNのリフもシンプルかつヘビー。最近では某CMで使われてます。

ハイロウズやってた頃のマーシーのギターがヘビーでカッコいい。シンプルなメソッドのリフやソロ、ワウペダルを使ったサイケサウンド。

白井さんのキーボードソロもライブでは見せ場になっています。でソロあけの間奏で

ハイウェイスター!!

タイトルの相談天国はSIOW DOWNやSO DOWNの単語を連想させますが疾走感のあるアッパーなナンバー。最高DEATH!

シングルカットされカップリング曲は”デトロイトモーターブギ”。KISSです。

ヒューストンズ

ブルーハーツからファンの方には釈迦に説法ですがヒューストンズの事も少し触れておきたい。

ブルーハーツの活動休止中ヒロトが期間限定で結成したバンド。マーシーはサポートメンバーとして参加とありますね。

ヒューストンズ名義でアルバムは残していないですがブルーハーツのラストアルバム”PAN”にヒューストンズのテーマが収録されています。

“ヒューストンブルース”とあります。ライブではスタインバーガーを弾くヒロトの姿が。この曲ダンサブルでカッコいい。

天国なんかに行きたくねえ

ロックバンドを続ける決意(少しの不安)。バンド名もリスタートの気概が感じられます。ひとつのバンドの終焉とハイロウズ前夜のくすぶった雰囲気。もう遥か昔になりました。

1993年頃の話

すこし脱線しますがハイロウズ結成前後のヒロトとマーシーの活動について。

平成のアイドルと言えば宮沢りえ。歌も歌われていてます。”赤い花”は名曲。牧歌的なチャイナスケールの曲でりえちゃんのルックスにもピッタリでした。

トラッドな音楽とロックの接近はYMOやトーキングヘッズが先駆け。ヨナ抜き音階はロックにも合います。

赤い花はブルーハーツのオープニングアクトもつとめていたホブルディーズが楽曲提供。

りえちゃんが出てたポカリのCMも懐かしいなあ。ミック・ブロズナンの”CO COLO上天気”最高。今思い出した人挙手。

こうしてりえちゃんとロックミュージックは縁があって”りえ&THE BLUE HEARTS”としてブルーハーツと共演もはたしています。

(もともとファンだったとか)

ヒロト作詞作曲の”ボーイフレンド”。実にブルーハーツらしいシンプルなナンバー。白井さんも参加されてます。

ヒロトとマーシー 美少女のアイコンでもあるりえちゃんとの共演。こんなハッピーセット他にある?

SOTOデナ

ハイロウズはSEX PISTOLS再結成の来日公演でオープニングアクトをつとめました。

自らを”ベイシッティローラーズ”と名乗りSEX PISTOLSの来日を祝います。

メンバー全員タータンチェックの衣装。マーシーのバンダナもチェック柄!

この為に書き下ろされたであろう”ウェルカムピストルズ”なる曲。完全におちょくってるんですが最高のリスペクトでもあります。

“Saturday night”に出鱈目な歌詞をつけた”SOTOデナ”。最低デスカ?unluckyデスカ?

タータンチェックに身を包んだ5人は可愛い。(この時のピストルズの演奏もすごいよ)

ハスキー(欲望という名の戦車)

ハイロウズの好きなところは音がでかいとこ。単純にアンサンブル(キーボード)が増えたこととマーシーのゴリゴリのレスポールサウンド。(1st 2ndで顕著)

“ハスキー(欲望という名の戦車)はアルバム”バームクーヘン”に収録。

この曲で泣けるのは僕だけかい?ピアノがスプリングスティーンみたいだ。白井さんは日本一の鍵盤ロック野郎。

ピアノサウンドだと後期のブルーハーツの感じにグッと近くなりますね。残念なのは白井さん途中で抜けちゃうんですよ。

もちろんキーボード脱退後もハイロウズは素晴らしい曲を残しています。”ズートロ”のミニマムの極みや王道”サンダーロード”。

なんやかんやあってもハイロウズはこのまま続いていくと思ってた。

2005年に活動休止………。

でもヒロトとマーシーの旅はまだ続いていくのでした。

まとめ

氷もほっときゃ流れるぜ。