ジョジョの奇妙な冒険の話

ジョジョの奇妙な冒険の話

世代をまたいで読まれてる漫画ですね。

しょこたんやジョジョ芸人の推しで、国民的漫画になったのでは。

スタンド編(セントクルセダース編)からはまりました。

みんなが読んでる漫画なんで、解説より、このキャラが好きとかこのスタンドが1番強いとか、そんな他愛もない話。

スタープラチナ

承太郎のスタンド。バオーの話でも言及したけど、横山光輝先生の人造人間に、似ています。

スタンドは、本人の才能、特殊能力がビジュアル化されたもので、生物でも無機物でもなく、自由にデザインされています。

本体とスタンドはセットで、これは、今のアニメやゲームに影響を与えていますね。

艦これやガルパン、ゆるキャラなんかもそうです。

スタープラチナは、パワーと精密な動きを得意とし、今のスタンドに比べてわかりやすいです。

ダービー兄の回が好きですね。

イカサマをするダービーの指をへし折るシーン、カードを配るダービー。

承太郎へ  私へ  承太郎へ  私へ  承太…

ベシィ(へし折られるダービーの指)

この時点で承太郎は、勝利しています。

心臓マッサージで蘇生するシーンもカッコいい。コマ割りも計算されてます。スピルバーグの映画のカット割みたいです。

振り下ろされる標識を捻じ曲げて復活する承太郎。

相手が勝ち誇ったときそいつはすでに敗北している。ジョースター家の知恵と勇気だけが悪に打ち勝つことができるのです。

虹村億泰

第4部のキャラクター。
スタンド名 ザ・ハンド。

能力:空間を削る

ある意味、最強のスタンド。

削り取られた空間がどうなるかは、本人にもわからないそうです。

仗助の相棒。いい奴ですね。

キラークィーンから猫草を奪い返すシーンが泣けます。

第4部のポルナレフみたいなポジションですね。ザ・ハンドは、オーソドックスなスタンドらしいデザイン。

兄、虹村形兆のバッドカンパニーは、スタンドの概念を覆すアイデア。

グリーンアーミーみたいな小さなフィギュアの軍隊そのものがスタンド。

シゲチーのハーベストやリゾットのメタリカも群体のスタンドでした。

ヌ・ミキタカゾ・ンシ

宇宙人。何にでも変身できる能力。スタンド能力では、ないんですよね。

チンチロリンの話は、好きな回です。単純なゲームですが、面白いんですよね。和賽子じゃないとこも、ポイント高いです。

面取りされた、洋賽子は、生理的に気持ちいい形をしています。

ジョジョは、スタンド能力のインフレを起こして、複雑なルールについていくのが大変な時もありますが、たまに引き戻すようにミキタカみたいなキャラクターがでてきてホッとします。

ブローノ・ブチャラティ

スタンド名 スティッキーフィンガーズ

能力:ジッパー

ビーチボーイズの回。気配を悟られまいと自らの体をバラバラにするブチャラティ。

狂言回しのセックス・ピストルズ。
そんなことしたら死んじまうぞ!

心臓もバラバラに。ブチャラティピンチ!
列車は、急カーブにさしかかり、バラバラになった体がざーっと集まり復活。

ペッシのまえに列車の壁をジッパーで切り開いてぬうっと現れるブチャラティ。

承太郎の心臓蘇生のシーンの焼き直しで、先生は、気に入ったシーンをキャラクターを変えて新たなに描かれることがあります。

コマ割りでテンポを作って、一番カッコいい絵がバーンってでるのは、漫画ならではの演出です。これは、ページをめくる漫画の良さですね。

イタリア編の主役は、ブチャラティですね。

ジョルノは、DIOの血を受け継いでるはずなんだけど、うやむや。無駄無駄は、連載史上最長を記録してます。

岸辺露伴

スタンド名 ヘブンズドア

能力:人を本にする

スピンオフの漫画、”岸辺露伴は動かない“が素晴らしい。怖い話がいっぱい載ってます。

露伴が事件に巻き込まれ、そこで対峙するのは、妖怪や悪霊。

六壁坂。人間の弱い心につけ込んで自分は、何もせず介護させ延命する生物。

何より怖いのは、この生物との間に子供をもうける女性。やっぱり女は怖い

第二部の柱の男やジョジョリオンの岩人間、そしてこの六壁坂は、人間とは異なる価値観で生きています。

思い出したのがXファイルで人の肝臓を食べるミュータントの回。

30年周期で冬眠から目覚め、5人分の肝臓を食べまた冬眠するライフサイクルをもつ特異体質の男の話。

虚ろな目で、新聞紙をちぎって胆汁で壁に貼り付け巣を作るシーン。こんなの本当にいたら怖い。

人間社会にこっそり紛れ込んで生活している亜人類。言葉は通じるかもしれないけど価値観を、共有することはできません。

泉京香

富豪村。傑作です。

泉京香。編集者の女性。荒木先生もお気に入りのキャラクター。

この不気味なエピソードの中救われるのは、彼女の存在。無力で無知。事件に巻き込まれますが、守るべき存在です。

富豪村を案内するキャラクター、一究。

不気味なキャラクターです。人間でスタンド能力はありません。子供の容姿ですが年齢不詳。

一究は、この村に入居できる資格があるか試す試験官です。案内された者のマナー違反があれば入居不可とされリトライを宣言すればマナー違反の数だけ等価のものを失います。

ジョジョでは、等価交換の概念がよく描かれます。先述のダービー、ジョジョリオンも生と死の等価が問われます。

ここで露伴が対峙するのは、山の神と呼ばれる人智を超えた存在。

試験に合格すれば、土地の売り主として姿を現しその者に等価以上の富を与えます。

多分会わないほうがいいです。

露伴は、反則ともいえる方法で等価交換をチャラにしピンチを乗り越えます。

ラスト、鳥の雛に目を向ける表情がいいですね。

片平真央

誰それ?

これもスピンオフに登場するキャラクター。
交通事故でフィアンセを亡くした女性が精子バンクの提供でもうける子供。3歳。

はちにんこ、たいわかどの、

逆さま言葉でしゃべります。まつ毛も下側だけ、尻尾もあります。

冒頭で事故を起こした車中が描かれます。
ページをめくると、車が転倒し天地が逆だったことがわかります。

フィアンセは、おそらく鉄筋で下半身を貫かれ致命傷。そんな中冷静に女性に対しての気遣いをする男性。

娘の将来を心配して露伴に相談を持ちかけますが、露伴は、一貫して嫌な奴として描かれます。

親子を突き放す言葉は、現実的ですが優しさにもとれます。(山岸由花子には、のたれ死ねと罵られますが)

件の3歳児、真央。異形ですがなんだか可愛いですね。この親子がその後どうなるのかは、読んでみてください。

きっといいヤツ。

東方常秀

スタンド名 ナット・キング・コール

能力:ネジ

いなかっぺ大将の西一みたいな役回り、とかいっても若い人には伝わらないですね。

定助の恋のライバル?嫌な奴だけど憎めない。本編には、ほとんど干渉してきませんが結構重要なキャラクターだと思います。

彼の屈折した精神が生んだスタンドは、破壊と創造を具現化したもので、今まで何回もでてきたアイデアのバリエーションのひとつ。

人体や機械の単純なジョイント部分をヒンジ構造として分解、再構築できる能力かな?

東方家の人々は、一人づつ単独エピソードが設けられ、正体と思惑が解ります。

常秀は、ロカカカの秘密も知ってるはずなんだけど、本人は関係ないようです。

ミラグロマンの回。お金が増え続ける恐怖が描かれます。お金にがめつい常秀がお金に苦しめられる。

お金(特に紙幣)は、お互いの信頼のもとに成立するシステムで、それ自体に価値はないですが、(金貨、銀貨はちがうか)近代社会では絶大な力があります。

それは、スタンド能力に似ています。目に見えない圧倒的な力にみんな喜んだり憎んだり時には、殺されたり…

常秀は、資本主義に依存して生きている僕たちの生き写し。だから憎めない。

増え続けるamazonの空き箱。減り続けるアマゾンの森林。等価じゃないですよね。

自嘲気味の常秀には、まだワンチャンスあるはずです。

ジョジョリオンは、ループした世界。その世界を俯瞰視できるのは、エンポリオと読者だけです。

荒木先生は、もうジョジョしか描かないとおっしゃっています。見届けましょう。

まとめ

トニオさんのレストランに行きたい。

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