クーラシェイカーがやってきた

クーラシェイカーがやってきた

去る2/15クーラシェイカーライブ観てきました。ちょっとした旅行にもなりました。徒然と感想など。

浪速revisit

梅田クラブクワトロで開演。28年ぶりに上阪。自分ゆかりの地を訪ねるなんてことはしません。目的はただ一つ。

寒風吹きすさぶ中新幹線に乗り大阪へ。梅田クラブクワトロは大阪駅から近く迷うことなくたどり着けました。

目と鼻の先のビジネスホテルに宿をとり開演(18:00入場 19:00開演)まで周辺を散策、遅い昼食など。このへんは語るほどのことはありません。(今回”参の人”は都合が合わず不参加) 

ヘイデュード

梅田クラブクワトロは古いビルの10F。かつて映画館だったそうです。

チケットの整理番号順に階段に並びゾロゾロ入場。案の定平均年齢が高い。ただみなさん小綺麗かつオシャレな方が多かった。

会場に入ると整理番号の縛りはなくなりどこで観てもいいようです。亡き父の教えを思い出し一段目フロアの後端右よりにポジション取り。

スパンキーウィルソンのSunshine of Your Loveが流れ徐々に会場のボルテージも上がっていきます。(BGMは選曲が良かった)

運営の方がステージにあがりゴソゴソするたび歓声が上がりライブの始まりを盛り上げます。

19:00 ステージが赤く照らしだされSound of Drumsのイントロ。メンバーが登壇。クリスピアン ポール アロンザ 初代キーボードのジェイ・ダーリントン オリジナルメンバー集結。

一曲目Hey Dude。7年待たせたファンに向けて最高のオープニングです。

ストラトキャスター

クリスピアンといえばストラトキャスター。今回から使われているメインのストラトがカッコいい。

メタリックブルー(多分)にサイケな模様が描かれたボディ。照明が反射してキラキラと輝く。

ジミヘンマナーのブリブリしたサウンドと

ミックスポジションのクリーントーンも魅力。

僕はストラトには縁がない人生だったけどやっぱり1番カッコいいギターだと思いました。

サブでもう一台、赤のストラトも。こちらもサイケな模様(ドラゴン?)がボディに描かれていました。ライブで使われたのはこの二台だけ。

ベースのアロンザは黒のリッケンバッカー4001。黒の衣装とマッチした佇まいがカッコよかったなあ。(アロンザさん今回メインボーカルをとる場面もあった)

今回のライブはアレンジも控えめでテンポもオリジナルに近いのもあってすごく乗れました。

溜めのキツイ曲でもポールのドラムが引き締めています。やっぱりクーラシェイカーはリズムセクションがすごいんです。

Beautiful Dreamer

ニューアルバムからも何曲かありました。

Farewell Beautiful Dreamer、クリスピアンが指揮をとりコールアンドレスポンス。

僕も天国の合唱隊に加わりました。不覚にも自分の人生と重なり涙が出ました。

爺いになるとみんなこうなります。気をつけましょう。新曲も二曲披露。

Wavesは日本に纏わる歌とのこと。トーキョーやオオサカのフレーズが聴き取れた。次作も近いかもしれませんよ。

クリスピアンのパフォーマンスは全く衰えてなくてモニターに足かけたりステージの鉄骨によじ登ったりととにかく元気。(時折しゃがみこんでチューニング)

303

ジョンレノンのカバーGimme Some Truthも演奏。MCではジョンレノンやオノヨーコの名前が。シングルカットされとんのかな?Wingsのカバーもいつかやって欲しい。クリスピアンの声でピカソの遺言とか最高じゃね?

303もやってくれました。303revisitを期待していたのですが、こっちできました。

イントロのギターでみんな気づいてわーってなった。

クーラシェイカーを知るきっかけにもなったこの曲。やっぱりカッコいい。ライブでは溜めがめちゃめちゃ効いててカタルシスが最高に気持ちいい。

これもポールのドラムあってのことですね。

古参ファンの同窓会気分を良しとしない。やっぱりロックです。(303revisitも聴きたかったけどね)

Go Kula

今回のライブ ファーストアルバムKからの選曲が多いセットリストでした。初代キーボードのジェイさんの起用もバンド自らエネルギーの再充填をするということなのでしょう。

Tattva Hushとたたみかけ一度はけるメンバーたち。アンコールの手拍子。ライブの醍醐味です。間をおかず再び登壇。

クリスピアンのMC。

このギターリフはジョージ・ハリスンがどうたらこうたら…

マニアライクな選曲できました。Go KulaはK15のボーナストラックでたしかアルバムには入ってないですよね。

ジョージ・ハリスン云々のくだりはGo Kulaのギターリフは氏のソロアルバムWonderwall MusicのSki Ingから拝借しています。(多分MCでもそんなことを言ってるはず)

このアルバムはクーラシェイカーファン必聴の一枚です。Go Kulaの選曲はコアなファンへのサービスもありますがなによりタイトル通りGo Kula Shaker Go!ってことでしょう。

彼らはまだまだ若いしパワー漲るライブでした。

ゴヴィンダ

ライブでは定番のロックアンセム。照明が青から赤に変わりドジャーン。この演出もクリスピアンのギターをイメージしてたのかも。神秘的でサイケな光景でした。

ファンなら歌えるゴヴィンダ。さあ歌おう。

良いライブだったなあ。ファンもマナーが良く客席からの呼びかけにクリスピアンやアロンザが嬉々として答えているのがわかって嬉しかった。

あと会場が良かったです。ちょっと狭いのではと危惧していましたが、いいライブハウスですよ。

最後端でもステージから結構近いですね。

以外と二段目最前列がベスポジかも。今後行かれる方へ参考までに。

クーラシェイカーは屋根のある方がパフォーマンスを発揮できるバンドですね。

それと運営の方も親切でした。ありがとうございました。

若いファンもチラホラ見かけました。君たち正しいよ。この度のライブは控えめに言って今までで最高でした。(フジロックと今回の計2回ですが)

守りに入ってないクーラシェイカーはまさにI’m Against it。死ぬまで付き合う覚悟です。

まとめ

See You Soon.