オリンピックのはなし

紆余曲折ありましたが東京オリンピック開催されました。当ブログでもAKIRAの記事で触れているので感想などの雑記。
妄想開会式プランA
自粛ムードやなんやかんやで正直くそつまんない開会式でした。しょうがないけど他になかったのかな?悪口ばかりも嫌なので本来あるべき姿だった幻の開会式を妄想。
照明の落とされたスタジアムにフェードインで三波春夫の”世界の国からこんにちは”のリフレイン。
ロングミックスでインダストリアルなダンスに。芸能山城組のAKIRAのサントラもミックス。
音楽が最高潮に達してスポットライトがともりそこには金田のバイクが。
この案は絶対あったはず。時間はたっぷりあったので本物の超電導バイクを開発して登場させるのは環境問題のテーゼにもなります。
プロのライダーが金田に扮しバイクパフォーマンス。幸か不幸かこの度の大会は無観客。
観客席にメタモルフォーゼする鉄雄が映し出されます。プロジェクターマッピングや全客席にタブレット端末備え付ければ簡単に出来るのでは(素人の意見です)。
金田と鉄雄の戦い。光の中再び静寂の時間が流れるスタジアム。大友克洋先生へ打診があったとかでネオ東京のイメージを投影する案もあったとか。
巨大なモニターとなった観客席に前東京オリンピックの映像。高度成長期やらなんやらをいい感じに編集。
時代は移ろい80年代の画像。ここでマリオの登場ですよ。スタジアム席全体でマリオブラザーズ!(実際プレイも可能)
海外でも人気のあるゲームをくそデカイモニターでやったらきっと楽しいよ。パックマン、ドラクエ、ソニックetc…
スポーツに纏わるアニメの名場面もカットイン。アニマル1やあしたのジョー、キャプテン翼やスラムダンク。
渡辺直美の登壇が実現していれば今の日本のポップカルチャーを体現するようなかわいいコスチュームを着せてあげたい。
例えばゲームやアニメのキャラクターたちを率いる女王みたいな設定。女王の合図でモニターのキャラクターたちが演者扮するリアルに。
トラックには山車が出されみんなでワッセローイ!ねぶた祭りや祇園祭りの本物がでたら面白い。
実際の開会式に出られていた なだぎ武もドサクサに紛れてデュラン・マッケイの自転車のネタで出演。(怒られるけど)
歌舞伎や能も欠かせないですが大会の安全祈願や吉祥を願うような演目がいい。今大会は「暫」という演目でした。歌舞伎関係者からは怒られそうですがこの演目の衣装、モビルアーマーみたいでカッコいい。
聖火台のデザインは良かったと思います。
球体が変形して花のような形に。
マスコットキャラクター ミライトワが出てこなかったのは残念。因みにオリンピックマスコットで個人的に一番なのはバルセロナ五輪のコビー君DEATH!
三たび東京でオリンピックが開催されるのは僕が生きてる間にワンチャンあるかなあ?
その時は派手にやろう。
妄想開会式プランB
自粛って言うんなら観てる人が引くくらい地味にやるのもあり。ただし毒を一滴。
“だいばーしてぃ”だかなんだかはとりあえず置いといて、開会式のすべてを”狂言”で構成。日本人が観てもキョトンとするくらいのミニマルな極みを演出したい。衣装の色数も少なくして演者のパーソナリティを無視。
そのかわり舞台には演者を昇降させる装置をつけて立体的にアルゴリズムを再現。日本古来の伝統芸能でデジタルを表現する。
マリオブラザーズを狂言で再現しても面白いかもしれない。オーケストラもすべて和楽器で構成。
なんかわからんけど日本すげー
ってなるかは知らんけど媚びずに突っぱねるのも粋ってもんですよね。
閉会式
閉会式はスカパラのライブ生で観れたと思えば得した気分に。
creepy nutsの人もDJパフォーマンスを披露。今大会ではアーバンスポーツやサーフィンが正式種目になってヒップホップカルチャーが注目されました。
東京が実際そうなんでしょうが東京以外の大多数のイナカモノにはちょっとピンとこなかった。
なんやかんやで始まってなんやかんやで閉会を迎えたオリンピック、パフォーマーやボランティアのみなさま 本当にご苦労様でした。
オリンピックは要するに国同士で行う大運動会。大会自体は新種目も増えて楽しく観戦できました。
基本的にトーナメント方式が好き。あとレース方式も。1番決めるのにこんなわかりやすい方法ない。
フィジカルで劣る日本人がアメリカ人に勝つのは痛快。野球は贔屓の選手もでていたので夢中で観ました。金メダルおめでとう。
大谷の勇姿も観たかったけどね。
東京オリンピック
令和の東京はネオ東京でもなかったし新海誠の描く東京でもなかった。ファンタジーに希望を抱いてた自分には色々気付きもあるオリンピックになりました。
ずっと前から知ってたのに昭和とお別れするタイミングを僕も含めみんな見失ってるんですよね。
1964の閉会式では電光掲示板にSAYONARAと灯されたそうです。サヨナラのあとに続く言葉は決まって”また会いましょう”。
無責任に未来は明るいと言えない世界ですが過去に囚われず粋でいなせでいたい。そんなことを思いました。
まとめ
それでも東京はカッコいい。