Re:ゼロから始めるDAW生活 その1
- 2020.01.13
- 2020.02.09
- DAW語り
- AIR 192|6, Apple, DAW, DTM, Logic Pro X, M-AUDIO, Mac, MV51, SHURE, リゼロ, 壱ノ盆

タイトルはそのまんま”Re:ゼロから始める異世界生活”のパクリです。
あれ二期が始まったと思ってテンション上がって見たらまだ新編集版なのね。
ガッカリしたのでPrimeVideoで一期を一気見(ダジャレじゃない)してしまいました。
ということで今回はDAW(DTM)について記事を書こうと思います。
DAWとは何か
デジタル・オーディオ・ワークステーション(Digital Audio Workstation)の略で、日本だとDTM(デスクトップミュージック)とも言われています。
要はパソコンを使って楽曲制作ができるやつって意味です。
DAWとの出会い
僕こと壱ノ盆がDAWというものに最初に触れたのが、10代後半の頃だったかバンド活動が終焉に向かい、それでも音楽を続けたくて一人で音楽を作るにはどうしたらいいかって悩んでいたときに、たまたま楽器屋さんでなんかディスプレイに音楽の波形が表示されているけど何ぞやってなったところからです。
そこから店員さんに説明を受けて、これなら一人でできるんじゃね?ってなりました。
パソコンは家にあったので、店員に進められるがままソフトとオーディオインターフェイスを買いました。
同時は知識ゼロだったので、何にも気にせずおすすめ買いましたよね。
そこで買ったオーディオインターフェイスをがこれ。

EDIROLのFA-66。
今ではほとんど見ることのないFireWireという規格ですが、当時はUSB接続より速度が早いぜってことで、家のノートパソコンに同じような線が挿さりそうなところあったよなぁ、ぐらいの知識で勧められるがまま買いました。(実際にあったので良かった)
そしてDAWソフトも勧められるがままSonerというソフトを買いました。
全く知識のなかった自分はSonerの教則本を買い、DAWというものに1から取り組んでいくのでしたが、相当難しくて戦っていた記憶があります。
それから時は経ち早10年以上、結局DAWというものを完璧には使いこなせていない気がするまま、取りあえずは生音録音がメインの使い方だったので何とか形にはなったぐらいの成熟度のまま、仕事に追われる日々でDAWでの楽曲制作をやらなくなっていくのでした。
ちなみに過去にSonerで作った曲がこれ。
全然バンドミュージックではないインストソングですが、過去に作った中では一番まともに聴けるのではないかと思う曲です。
バンドミュージックをメインに作っていましたが、こんな曲も好きなんです。
WindowsからMacへ
過去に使用していたDAWソフトがSonerと聞いて、DAWに詳しい人だと分かると思うのですが、SonerはWindows専用のソフトなんです。
なんでも見た目から入る自分は、数年前にサブ機のつもりでMacBook Proを買いました。
当時はプログラミングなんかもちょろっとやっていたので、プログラミングと言ったらMacでしょ、っていうミーハー知識で買ったはいいものの、そこまでハードに使わない日々を送っていました。
が、このブログを弐ノ盆さんと立ち上げると決めた頃から、Macを本格的に使用しはじめて、、、
私はApple信者になってしまうのです。
というのも、そこまでMacをちゃんと使っていなかったこともありAndroidスマホを使っていたのですが、ぶっ壊れたのキッカケにiPhoneに戻したところ、iPhone、iPad、MacBookという三種の神器が揃ってしまい、Apple製品の連携の素晴らしさに数年遅れで気付いてしまいました。
皆さん知っていますか?
これが超便利なんですよ。
Apple好きには知ってるわ!って総ツッコミをくらう発言ですし今更感が半端ないですが、Macの楽しさに気づいてしまい、もうWindowsに戻れなくなってしまうのです。
環境作り その1
すっかりApple信者になった自分なのですが、このブログを弐ノ盆さんと立ち上げるキッカケにもなった、“好きなことやって生きていきたいね”という理念を元に、もう一度真剣に音楽をしてみようと考えるようになりました。
しかし、上記に挙げたようにSonerはWindows専用ソフト。(しかもSoner自体は開発が終わってた)
Macで使えるDAWを探しながら悩みに悩んだ結果、Logic Pro XというDAWソフトに辿りつくのでした。
決め手は何より他のDAWソフトより安かったこと。
これがマジで安い。大体他のソフトって機能の制限されたお試しバージョンが2万〜ぐらいの値段で、プロバージョン的なやつだと10万近くするんですよ。
それがLogic Proだとバージョンの差別はなく2万7千円ぐらい(だったと思う)。しかもバージョンアップは永久無料。(ソフトによってはバージョンアップでお金取られちゃうやつもあったりします)
しかもLogic Pro自体がAppleのソフトなので、Macのアップデートにもすぐ対応してくれ(るらしい)て、アップデート後に使えない、といったこともない(らしい)んですよ。
さらに、Mac標準付属のGarageBandでちょこっと遊びで曲を録ったりしたことがあると、UIが基本一緒なので扱いやすそうなのも嬉しいところです。
ということでDAWソフトはLogic Pro Xに決まりました。
Logic Pro XはAppleのソフトなので、Windowsでは使えない(買えない)Mac専用のソフトです。
環境作り その2
ここで更なる問題が。
DAWで音楽を録音する上で必須とも言える機材がオーディオインターフェイスというもの。
簡単に言うとギターやマイクの音をパソコンに入れるための中継機みたいなやつなんですね。
しかーし、最初に紹介したオーディオインターフェイス、FA-66が使えないことに気付きました。。
まぁMacBookでDAWを始めようと思ったときから、使えないだろうなとは思っていたんですけどね。
FireWireなんてもはや廃れて久しい現在、当然自分のMacBookにも付いているはずもなく、必死にFireWire to Type-Cケーブルとかないかと探しましたが、そんなもの売ってないため使えない。。
というわけで、10数年ぶりに買いましたよ。オーディオインターフェイス。
次はオーディオインターフェイスの紹介。
M-AUDIO AIR 192|6
じゃじゃーん。M-AUDIOのAIR 192|6ってやつ。



オーディオインターフェイスもめちゃめちゃ悩みました。
マジでピンキリなので、安いやつは1万円前後、高いものは10万以上します。
とりあえずプロ仕様みたいなものは要らない(使いこなせない)と思ったので、3万円以下で探したところ、コスパ良さそうなやつを発見。
これも決め手は安さでした。
価格は1万5千円ぐらいでかなり安い方、更に色々と付属音源も付いてお得だよっていう紹介記事を見たのと、なにより見た目がカッコいい!
見た目から入るミーハーな自分としては、見た目のカッコ良さと2019年11月発売という真新しさに惹かれてしまいました。(実際には多少古くても機能的にそんなに差はないです)
あと接続がType-Cだったので、取りあえずはMacBookに繋げられるな、というところも重要なポイントでした。
オーディオインターフェイスというと、機能の差で大きいのがレイテンシーというデータの処理に伴う音の遅延ですが、これが少ないほど録音の時に音が遅れることなく録れます。
実際のところType-Cで繋げられるのは良いとして、AIR 192|6がどれぐらいのスペックなのか、数字は見ましたがその辺はあんまり分かっていません!(でもテストしたときは普通に録れたので良し!)
実際はもっと高いやつを買った方がいいのかもしれませんが、とりあえずこれで良いんです。
DAWを使いこなせるようになって、曲もちゃんと満足できるレベルで録れるようになって、更にバズったとしたら高いやつを買えばいいんです!
あとMacBookに繋いだ時にちょっと感動したのですが、WindowsではFA-66を使う時に結構苦労したんです。
というのも、当時は知識が無かったのもあるのですが、Windowsだと別途ドライバ(ASIO Driver)をインストールしないといけないんですよね。
そんでWindows側の設定やらなんやらで、やっとFA-66を使用できた思い出があるのですが、MacにAIR 192|6を繋いだら、Logic Proの環境設定で選ぶだけ。それだけで問題なく使用できました。
これはMacの標準仕様になるのですが、Core Audioというオーディオ用の機能が最初から付いているんです。
こういったところもMacはクリエイティブなことをする事が前提に作られているんだなと感じるところです。
SHURE MV51

ついでにAIR 192|6 の背面写真を撮る時に支えにしていたやつの紹介。
SHUREのMV51。こいつはマジで素晴らしいです。
SHUREと言えばライブでボーカルが使うド定番のSM58(通称ゴッパチ)というマイクが有名で、自分も持っているので以前はボーカル録音にSM58を使っていました。
ただ、あくまで周りに音が鳴っているようなライブ向けのマイクなので、ボーカル録音にはより感度の高いコンデンサーマイクの方がお勧めされていたりします。
しかーし、コンデンサーマイクは別途電源が必要だったり扱いがちょっと面倒だったりするのと、こちらもお値段ピンキリなので中々手が出せないでいました。
そんな時、iPhoneやiPadに使われているiOS(iPadは今はiPadOS)にも対応しているというSHUREのMVシリーズが発売されたので、Amazonでポチったのでした。
MV51の優れているところは、iPhoneやiPadに繋いで高音質な音が手軽に録れるところです。
しかもフロントにタッチパネルで選択する5種類のDSPプリセットモードという機能があり、ボーカルを録音するモードやアコギなどのアコースティックな楽器を録音するモードなどが最初から用意されているので、簡単に本格的な録音ができちゃいます。
実際にバンド練習にiPadとMV51を持って行って全体の音を録るのに使ったり、家で録音するのに使っています。
必要な作業は挿すだけ。
これだけで自動で電源が入りスマホやタブレット、もちろんMacでもWindowsでも使えるという、超お手軽な高性能マイクです。
残念なところは、iOSに繋げる用の線が壊れてしまって、今はMacに繋ぐ専用機になっちゃってるところです。(もちろんそれでも重宝していますが)
AIR 192|6やMV51で実際に録音した音はまた次回、その2の記事を書いたときに紹介しようと思うので、気になる方は是非チェックしてみてください。
ちなみに今は家の納戸をDIYで防音室に改造しちゃおう計画を進めているので、その辺も今後記事にしていきたいと思っています。
ということで長々と書きましたが、MacとLogicという新しい環境でゼロから頑張ってDAW生活を始めていきたいと思います。
まとめ
そこまでゼロからではないところはご愛敬。