ロックと女の子の話3

女の子とロックについてもしくはロックっぽいやつの雑記その3。
天使のウインク
PUFFYはカバーアルバムをいくつか出しています。
選曲も彼女たち自身がやっていて硬軟取り混ぜての歌謡曲やロックのチョイスがセンスがいい。
ギターウルフの”環七フィーバー”もカバーしています。ギターウルフもPUFFYに曲を提供しています。(女マシンガン)
PUFFYのちょっとガレージよりの感じは少年ナイフのリスペクトとかあったのかもね。
ガールズバンドの文脈で語ると海外のガールズバンドの戦う女性のイメージと少年ナイフのフニャフニャした感じの振り幅がちょうどいいのがPUFFY。
シャンプーやt.a.t.uは逆輸入ですね。
天使のウインクは聖子のヒット曲。アレンジは民生さんかな。
The Who祭りです。これが許されるのはPUFFYだけです。
動画探したけどなかった。。。
スマイル
20年以上前にタワレコに真心ブラザーズが来るとゆうんで見に行ったことがあります。
ただ行ったらもう演奏した後であえませんでした。そこにもうひと組来ていたのがホフディラン。
変声のボーカルとサングラスのキーボード。
なんじゃこいつら?って印象でしたが曲は悪くない。このとき演奏してたのがスマイル。
古井戸時代の忌野清志郎みたいなフォークデュオ。気に入ったのでEP盤すぐ買いました。
時は流れて令和の時代。スマイルが帰ってきました。オロナミンCのCMで女優の森七奈ちゃんがカバー。
ちょっととぼけた感じで元気いっぱいに歌っています。結構歌上手。
コーラスではワタナベイビーの声も聴ける。いいカバーです。
ビバリーヒルズ高校白書のディランがジャケットになってるEP盤もどこかに眠っているはず。
なだぎ武のビバヒルネタ好き。
ラブリーサマーちゃん
音楽を発信する場所がネットになって久しいですがバンドアンサンブルにこだわる必要がなくなってきてるのはちょっと寂しい。
ラブリーサマーちゃんは顔出しNGのシンガーソングライター。このへんは時代ですね。見つからないことがイメージアップに繋がります。
アルバムTHE THIRD SUMMER OF LOVE。ロックチューンの曲が多くて嬉しい。
90年代のオルタナやアメリカンパワーポップみたいな感じ。マイブラの気だるい雰囲気もあります。
歪んだギターがカッコいい。女の子の発想とは思えないゴリゴリのリフ。
ちょっと懐かしい感じもするサマーちゃんに中年ロック少年はコロッとやられてしまったのでした。
ちなみに12曲目の”分別 OR DIE”は17:32から始まります。
DAOKO
アメリカのパンクはヒップホップと混ざって独自の発展。ビースティボーイズやレイジアゲインストザマシーン。
ミクスチャーなんて呼ばれてますが女の子でやってる人いなかった。
なぜならファッションがダサかったから。
誤解を招く言い方ですがビースティもレイジもベースポールキャップ逆さに被って上半身裸。(アメリカ暑いから) レッチリは全裸。
フリーはベース抱えたままフルちんででんぐり返し。こんなピースフルな光景、他に見たことない。
DAOKOはBECKと”UP ALL NIGHT”でコラボ。エレクトロのヒップホップチューン。
怒りや悲しみを語るように歌うのがラップだと思うんですが、DAOKOのヒップホップはちょっと潔癖でナイーブ。
A BOY(アキバ系)とB BOYのコラボなんて20年前は考えられなかった。(BECKはB系じゃないけど)
DAOKOはブリスターパックに入ったディーバ。
あなた
小坂明子の大ヒット曲。ヤマハポピュラーミュージックコンテスト出身。通称ポプコン。
プロの登竜門でした。この時のLIVE音源が面白い。バックのオーケストラ(どのジャンルにも対応)はプロの方々。
転調してからのベースがちょっと暴走気味でウケる。そこまでせんでもってくらいのグリッサンド祭り。
アドリブかどうかわかりませんがなんか盛り上がっちゃったのかな。
もちろんこの曲は名曲です。
草刈愛美
サカナクションのベーシスト。グリッサンドで思い出しました。
ワンダーランドのベースめちゃくちゃカッコいいよね。サカナクションは山口さんをセンターにした時の佇まいがいい。
モスはゴレンジャー。凄い5人のテーマ曲。中日の根尾君の応援歌にもなってますね。
女性のベーシストカッコいい。ソニックユースやトーキングヘッズ、ペドロのアユニD。
あとなんといってもこの人
スージー・クアトロ!
ぱつんぱつんの革パンに女性がもつと更に大きくみえるベースギター。
ベーシストじゃないけどPJハーヴェイやシェリルクロウもギター持った佇まいがカッコいいんだよね。
まとめ
女の子のベースはフィンガーピッキングよりピック弾きの方が萌えなのは僕だけですか?