世界のUMA

世界のUMA

頼まれてもないのに不定期で好きなUMAを紹介していくコーナー。

最初に紹介するのはこいつです。

ポニック

カナダ ケベック州 モッキング湖で目撃される水棲UMA。

体長は5~10m。背中に鋸状のヒレがあります。四肢があり陸に上がることができます。

1950年頃から目撃情報が増え、近隣の河川やポヘネガムーク湖でも目撃されています。

Google Earthでモッキング湖、探してみたけど、見つかりませんでした。

メイン州との境にあるらしいんですが…

てゆうかケベック州湖多過ぎ。

地図にものらないくらいの小さな湖なんでしょうか?

“そんな小さな湖なら端っこから埋め立てていけばポニックとやら捕獲できんじゃね?”

落ち着いてください。陸にも上がれるらしいし、川を移動経路にしてる可能性も。

セント・ジョン川が森林の中を走っています。

蛇行も激しく、所々で三日月湖を形成しています。水害などで、川の形が変わってモッキング湖自体もうないのかもしれません。

ケベック州の風土を考えると、どちらかといえば、獣人タイプのUMAが出てきそうな雰囲気ですよね。

ビーバーやピューマ、ヤマアラシなどの哺乳類の誤認とかかなあ?ポメラニアンとかモフモフしたやつをシャンプーで洗ったら、ヌメッとして印象が変わります。

既知の動物でもその時のシチュエーションで怪物じみてみえるので曇りなき眼で見届けるよう日頃から心掛けておきましょう。

フラットウッズモンスター

3メートルの宇宙人のほうが有名ですね。
昭和の子供たちのトラウマ。

1952年9月12日アメリカ、ウェストヴァージニア州、ブラクストン郡、フラットウッズで目撃された謎の生物。

近所の子供たちが最初UFOを目撃したことから端を発し、着陸?したUFOを探しにいったところ、謎の生物に遭遇。

容姿は、スペード型の頭部(イラストでは、よく透明のカバー状に描写されます。)光る目、緑色のマント、爪のある細長い手と表現されます。

事件後、子供たちの証言をもとに近所の絵の達者な人が親切にも思い入れたっぷりに描いた絵がむちゃくちゃ怖い。

パブリックイメージを決定づけたこの絵のせいでミスリードされ、冷静な検証は、後回しにされ怪物の姿だけ有名になりました。

ベニヤ板かなんかに描かれて実際の森の写真と合成された写真。

わたくしが幼少時にみた怖い本では、想像図とは、一言も添えられておらず、ついこないだまで本物と思ってました。

“なんだ、やっぱり嘘だったんだ。”

それがですね、目撃した子供たちがご存命で、もう一度当時のことをインタビューする機会があったそうです。

たしかに何かはいたらしいのですが、件の想像図とは、若干違うとのこと。

まず手はなかった。ふむふむ、アンテナ状のものが出ていたとあります。

マントにみえていたとこも金属の質感と断言されてます。胴体の断面も観察されていて均一に凹凸が連続して一周しています。

ちょっと怖くなくなったぞ。

軍の新兵器説

UFO遭遇譚でもあるこの話。宇宙人の偵察用ドローンってゆう説もありますが、偵察ならもうちょっとこっそりやれよと思います。

他にも軍の新兵器の実験説とゆうのもあります。

この新兵器、輸送機からパラシュートで降下、ガスを噴射して着地。

自走するかは、わからないけど敵地でプロパガンダ放送を流したり、毒ガスを散布など。

UFOはヘリコプターか輸送用のグライダー。投光器でわざと目立ち住民を誘い出す。別働隊が森に待機してトラックで回収。

こんなストーリーを想像しましたが、いかがでしょうか?

愉快犯説

断面がトタン板を連想させます。

当時は、手に入りやすい建材。これをグルッと一周させて体に巻き、小型のコンプレッサーで異臭のもとになる物質を下部より排出。

中の人は、ゆらゆらと浮遊感を演出。
スペード型の頭部は、金魚鉢かなにかで中にライトを内蔵。

でもなんのため?

怪奇ゾーン グラビティフォールズのスタンおじさんみたいな人が金儲けを企んでUFO事件を捏造したんじゃないかな?

ネッシーもスコットランド人の金儲け説があって、実際ネス湖は、観光スポットになりましたしね。

ただこの3メートルの宇宙人。その後音沙汰がないですね。

ちなみにエヴァンゲリオンの第四使徒は、フラットウッズモンスターがモデルです。

ジャージーデビル

アメリカニュージャージー州で目撃される有翼の馬みたいな謎の生物。

伝説では、1735年、リーズ家の13人目の子供が悪魔のような姿で生まれ、そのままパタパタと空高く飛んでいったそうな?

世界のUMAでは、科学的見地からの考察をモットーにしています。オカルトに偏ったこの伝説は無視。

具体的な目撃例では、18世紀末に海軍の偉い人がハノーバーで砲弾テストの視察に訪れた際に目撃。銃で発砲、翼膜を貫通とあります。

これは眉唾ですね。所謂ほら吹き男爵の武勇伝って感じがします。サファリ帽にラッパ銃担いだ探検家の大風呂敷。

ただ翼膜と描写されてるのは、興味深い。

鳥の翼ではなく、蝙蝠や翼竜の特徴を持っています。

“飛び系”のUMAは、胡散臭いのが多い

特に北アメリカ。西部開拓時代に撮影された風のプテラノドンの写真とか有名だけど、翼竜が現代も生き残っているだろうか?

“大きな鳥”の話は、ネイティブ・アメリカンの伝説、サンダーバードがあります。

実際アメリカには、コンドルやハクトウワシなどの大型の鳥類が生息しています。これらの飛び抜けて大きな個体が怪鳥の正体かもしれません。

サンダーバードは、嵐の日に現れるといいます。大きくなりすぎた怪鳥は、嵐が来るのを待って風にのり長距離を移動するのかも。

さて、ジャージデビルですが正体は、なんなんでしょう?

20世紀初頭の目撃例は、例えばサーカスや見世物小屋から脱走した珍しい動物、ジャージーデビルの特徴からするとラクダとかカンガルーに地元の人がびっくりしたとか。

一週間ほどで騒ぎが収束してるのも、サーカスの人が捕獲、その後次の興行先に移動したため?

近代でも目撃は続いていて、1980年に家畜が襲われたり、1993年に同州の森林管理官が森の中に二本足で立ち上がる怪物を目撃したとあります。

顔つきが哺乳類を思わせます。ヘラジカやトナカイなどの大型の鹿を誤認したのでは?

木の芽を食べようと二本足で立ち上がることもあるでしょう。巨体な角は翼に見えないこともない。ただニュージャージー州にこれらの大型の鹿は生息していない。

それに飛んでいる姿を目撃した報告が少なくない点ではこの説は、弱いですね。

翼竜説は、夢があるけど特殊な環境がないと難しい。大型の爬虫類が生息するには、緯度が高すぎる。

特殊な環境とは、気温の変化に影響されない洞窟や下水道など。変温動物なので活動期は限られその一生のほとんどを冬眠しているのでは?

ライフサイクルも人間と異なりお互いが接触する機会も少ないのかもしれません。

未知の蝙蝠は、どうでしょう?以外に思われるかもしれませんが蝙蝠は、奇蹄目と近縁にあるそうです。

奇蹄目、馬の仲間ですね。どうです?後肢が長く発達した馬面の大型の蝙蝠がいるとすれば?

外見の特徴があまりにもストレンジなこの怪物。その土地の風土もありキリスト教的な悪魔そのものの外見。

リーズ家の呪いとやらも子供の間引きを連想させる教訓めいたとこもないでしょうか?

実際の目撃談と地元の伝説が結びついてユニークな怪物が生まれました。これからも目撃は続いていくでしょう。

今日はここまで。

UMAはわざわざ遠くまで行かなくても、近所で探すのをお勧めします。先日、団地の排水溝にうずくまる謎い生物と遭遇。

最初見たとき遂にUMA発見!?と色めき立ちましたが、ええ、そうです。ただのアナグマ君でした。

撮影しようとスマホをさぐってるうちに逃走。

以外と素早いです。庭でも目撃しましたがこの時もドロン。写真とれたらUPします。お楽しみに。

まとめ

信じようが信じまいがあんたの勝手です。