世界のUMA PART4

世界のUMA PART4

みなさんUMA探してますか?みたいみたいと思ってるとあえないものですが、興味のない善良な人の前にある日ひょっこりUMAが現れたりします。久々にUMAの話。

大蛇

わたくしが小学生のころ母上から聞いた話。

ざっくりですがこんな内容でした。

アフリカで15mの大蛇が捕まったらしいよ

学校の行事で母親と一緒に帰宅することになり夕闇せまるなかこんな話をするのでした。

怖い話が好きだった自分を喜ばせようとしたのでしょうが不器用で簡素な語り口が逆にリアリティがありその夜は空想の大蛇の襲撃にガクブル。

大蛇ってどっからが大蛇なんでしょうか?最近ペットのアミメニシキヘビが逃げ出して大騒ぎになりました。(無事捕獲。屋根裏にいたんだって。)

ペット用のニシキヘビで3.5m。アミメニシキヘビは世界最大のヘビで9mに達する個体も確認されています。

UMA研究の観点からその種で確認されている最大の全長を上回るものを大蛇と呼びたい。なのでニシキヘビでは9m以上のもの。

UMA界隈で一番有名な大蛇は1959年コンゴ共和国で撮影された一枚の写真。

ヘリコプターで巡回中のベルギー軍搭乗員が上空から目撃。(当時ベルギー領)

上空を飛行する機内からの撮影。俯瞰の写真でなにやら大きな蛇らしきものが確かに写っています。

専門家?の考察では200フィートあるとされています。海外のUMA目撃談では大きさがフィートで表されるので日本人にはピンときませんが1フィート30.5cm なので200フィートは61mとなるようです。

文句なしで大蛇ですがちょっと盛り過ぎ。

撮影された土地に地生する植物や蟻塚から比較して計算されたとあり説得力がありますがビリーバーはこの論調にコロッとやられてしまう。

この写真で論点が集中するのは写ってる蛇の大きさが上空のヘリコプターの高度で変わってくること。高度が高ければ比例して蛇の全長も大きくなります。

パイロットの証言から上空40mからの撮影とあり蛇の体長は12m~14mとするのが常識的な見解のようですがそれでもデカイ。

さて、母の語っていた大蛇の正体はなんだったのでしょうか?おそらく美容院に置いてあるようなゴシップ雑誌が情報ソースだと思うのですが”つかまったらしい”と語っていたのが興味深い。

UMAの死骸とかすぐ紛失します。大学や博物館に預けてもずさんな管理でどっかいっちゃうんですよね。

この大蛇も骨や革は残るはずなんだけど。

希少動物の骨や革は治安の悪い国ではブラックマーケットに流れていってしまうのかもしれません。

大蛇の画像はネットでも沢山出回っていてどれもヘタクソなフェイクばかりですが 

中には”むむ?これは本物でわ?”と唸る写真もあります。

UMA写真長年みてきた感からコンゴの写真はガチです!でっかい蛇写ってんじゃん。

善良な母が語った大蛇はコンゴの大蛇の末裔だったのかもしれません。

オウルマン

イギリス コーンウォール州 モウナン村で目撃されるUMA。フクロウ男。

1976年、メリング姉妹が教会の上空を旋回する足に鉤爪をもつ怪物を目撃とあります。

その三ヶ月後別の少女2人が森の中で同様の特徴をもつ怪物が松の木の枝に立っている姿を目撃。続けてその翌日にグリーンウッド姉妹が森の中に立つ人間の大人ほどの背丈の鳥人間を目撃。

姉妹で目撃しすぎ

ファチマのお告げもそうですがこの手の目撃譚では田舎の純朴な少年少女が語り手でミスリードされがちなので考察にあたっては先入観は捨てたい。

Google Earthでモウナン村探してみた。イギリス南西部ファルマス湾をのぞむ小さな村。

南側はすぐ断崖で教会もありますね。

St Mawnan and St Stephen’s Churchとあります。この教会のことかな?

原野とリアス式海岸のいかにもイギリス南西部といった光景。ちなみにファルマス湾にはモーゴウルなる水棲UMAも出没。いい所だなあ。(コンビニないけど)

真っ赤な目をしていたと証言されていて同じく飛行する怪人UMA モスマンと特徴が似ているのが興味深い。

鉤爪で鳥足だったとも証言。

じゃあ鳥なんじゃね?

幼い子供たちが巨大なフクロウの出現に驚いて話に尾ひれがついて怪物譚になったのでしょうか?

教会の上空を旋回していたとするのも西洋の悪魔や翼をもつガーゴイルなどのビジュアルを連想させて恐怖心から既知の動物を怪物と誤認したのでは?

真っ赤な目をもつ怪人は以前紹介したフラットウッズモンスターやモスマンがいます。

これらのUMAは軍が秘密裏に研究している生物兵器や新型兵器とする考察があります。

以前紹介したモスマンの出没するポイントプレザントにはTNTエリアと呼ばれる火薬工場跡地がありそこで軍が生物兵器を開発しているのではとまことしやかに囁かれています。まさに都市伝説。

廃工場に浮浪者が住み着いてボロを纏った姿が怪物じみてみせたとするのも説得力ありますが飛行はどう説明したらいいのか?

ヒューマノイド型で前腕とは別に翼をもつのは生物学的にはありえない(気がする)。

証言では前腕の有無は曖昧なところがありますが目撃した少女の描いたスケッチでは前腕が翼状になっていますね。

飛び系の怪人UMAの考察は難しいですね。オカルティックな側面や宇宙人説、巨鳥説などなど。

昆虫説はどうかな?ヒューマノイド形態をもつ巨大な昆虫人間。自分で言ってて怖くなりました。

イギリスの原野の風景はケルト文化のロマンやバスカヴィル家の犬のイメージがあって怪物がでてきてもおかしくない雰囲気です。

ミステリーサークルは愉快犯の仕業でしたが勝手にUFOだのなんだと騒いだのはマスコミや物好きのエゴ。

フクロウ男はそんな人達をみて笑っているのかもしれません。

まとめ

オウルマンは今も目撃が続いています。