ボトムズの世界3

ベルゼルガやカスタムATの話。
ATH-Q64 WP

クエント製AT。中世の騎士のようなヒロイックなデザイン。
現地改修で型番の後にアルファベットで仕様が表記されます。クメン編でシャッコー搭乗機は、WPとあり湿地戦に特化したカスタム。
脚部はギルガメス製AT ダイビングビートルと共通となっています。
脚部に装備されるスワンピークラッグ。使用時はカンジキのように足底に回り込み固定されます。
水中での航行時、丸い車輪から水かきが開き回転。スクリューの役目を果たします。
戦車の履帯に装備するダックビルズがもとネタでしょうか。
砂漠用のサンドトリッパーなど脚部の追加装備が後に沢山デザインされてATのデザインや運用方法にバリエーションが増えました。
雪原走行用のアイスブローワーが傑作。ペールゼンファイルズで観ることができます。
寒冷地仕様のATは、後のOVAで描かれましたが、昔デュアルマガジンでオリジナルの作例が出ていました。
スコープドッグがベース機で中々カッコよかったように記憶しています。
ATH-Q58 DT
ベルゼルガは、設定でギルガメス製のATを参考に開発とあります。クエント素子と呼ばれる希少金属がセンサーに使われ索敵に優れています。

Q58 クエント編でフィアナが搭乗した機体。当時の設定画や型番からみると、Q64より旧式とみて間違いないと思います。
パイルバンカーもゴツく旧式な印象。
装甲は、Q64より厚く作られています。
クエント本星で使用されたのでQ64よりもオリジナルに近いのではと勝手に妄想しています。
サンドトリッパーのパワーサプライは後から取り付けた感がありますがフィアナたちのカスタムだったかはわかりません。
ヘビー級に分類される本機。シャッコーが2m以上ある体躯の持ち主で総じてクエント人が大柄のイメージがあります。
居住性も重視されギルガメス製のATを参考に傭兵用にカスタムされたAT。スコープドッグがバックパックの換装で多用途だったのに対し、現地改修でミッションに対応。
色々なバリエーションがありそうです。
ATH-Q64 SA?

ATは大河原先生によるバリエーションが多く描かれています。カラーバリエーションやマイナーチェンジ。
WAVEのキットにもイラストが入っていてありがたいですね。
僕が小学生だった頃は、模型雑誌や児童向けの漫画雑誌ボンボンなんかに結構濃度の高い情報が掲載されていました。
毎月購入するには経済的に無理でしたが父上がたまに買ってきてくれたりしたのでその号は、バラバラになるまで繰り返し読んでいました。
このブログでよく話題になるデュアルマガジン。中綴じじゃなく背のある雑誌だったので繰り返しめくってるうちにすぐページがパラパラ取れちゃってました。(小学生が乱暴に扱うから)
タカラの雑誌だったので高橋監督作品とクラッシャーJOEがメイン。
ベルゼルガの宇宙戦闘仕様。Q64のバリエーションですね。どこで最初に観たのかもう定かではないですがベルゼルガの1番有名なバリエーションではないですか。
脚部はスコープドッグに似ていますが、ヘビー級のストライクドッグ系からの流用かも。
背部には宇宙戦仕様たらしめる装備が配されているかと。大きなレドームや通信アンテナを付けてもカッコよくなるかもしれない。
(ぬえのパワードスーツの指揮官型プラモデルでてます。)
そおいえば、WAVEのQ58のライナーに新しい画稿が描かれてたような?(キットが今手元にないので未確認)
小見出しにはSA(スペースアサルト)としてみましたが当時はただ宇宙仕様とだけあったような?
航宙戦闘でパイルバンカーの使用は色々問題もありそう。”赫奕たる異端”でキリコは宇宙空間でマニューバとしてアームパンチを使用していました。(作用反作用?)
青の騎士の話はまた今度
まとめ
ベルゼルガ 北欧神話に登場する狂戦士。