GOING STEADYの話

GOING STEADYの話

どうも壱ノ盆です。

前回、カネコアヤノの話って記事を投稿しましたが、今年の7月に銀杏BOYZの峯田さんと弾き語りのツーマンライブをやったって記事を見たので、銀杏BOYZの前進バンドになるGOING STEADYのことを書いてみようと思います。

個人的には峯田さんと言うと銀杏じゃなくてGOING STEADY。

GOING STEADYとは

通称ゴイステ。

峯田和伸、浅井威雄、安孫子真哉、村井守さんの4人で結成されていたバンドですが、ボーカルの峯田さんは最近ドラマなんかでも活躍されているので、知っている方も多いと思います。

いわゆる青春パンクバンドブームの火付け役とか言われいるらしい。

ライブはとにかく熱い。峯田さんが山形出身のせいなのか、MCがちょっと訛った感じで熱く語るところが良い。そんで歌っているときは口から泡吹きながら歌ったり、マイク食べたり、メンバーをバックドロップしたりで破茶滅茶なんですが、とにかく熱い。

それまで、日本のメロコアバンドというとHi-STANDARDを筆頭とした英語詞を歌うバンドが人気でしたが、その次世代的な形で人気になったのが日本語で歌うメロコアバンドでした。

ブーム時の高校生バンドなんかは、ほぼ全員コピーしていたのではないかって言うぐらい、ライブハウスでゴイステを演っているバンドが多かったです。

実際に僕もコピーしてライブハウスで演奏していました。

大体小さなライブハウスだとPAさんが照明も担当していて、ライブの前に演奏する曲と演奏中の照明について、こういう演出にして欲しいとか紙を書いたりするんですけど、説明をしようとしたら「ゴイステでしょ?」って紙を見た瞬間に言われて話が終わった記憶があります。

それぐらい当時はゴイステを演るバンドが多くて、PAさんも説明聞かなくても分かるからって感じだったんでしょうね。

楽曲自体は全然演奏が難しくなくて、それでいて盛り上がるし少々ミスっても大丈夫みたいな感じがあったので初心者バンドがコピーしやすいってのもあったんでしょうね。

ただ、簡単だけどコピーバンドではあの熱さは再現できないです。

メンバー

上にも挙げているけど補足

・峯田和伸
ボーカルで、作詞作曲をして、俳優なんかもやってる。映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」で決闘前に歌った岡村孝子さんの「夢をあきらめないで」が良かった。

・浅井威雄
ギター。料理が上手。解散は浅井さんが料理の道に進むためだったっけ?ライブDVDの最後に浅井さんの鍋を皆んなで食べるシーンが楽しそうだった。

・安孫子真哉
ベース。この人のベースを初めて聴いた時は衝撃だった。それまでベースは地味な楽器だと思っていましたが、ベースって凄いって思わせてくれたベーシスト。

・村井守
ドラム。童貞のリズムを叩く男。途中で脱童貞をして童貞のリズムを失ったって言われてました。

ゴイステとの出会い

当時中学生だった僕は、メロコアバンドにどハマりしてHi-STANDARD、POTSHOT、KEMURI、NICOTINE、BRAHMANとか聴きまくっていました。

スカ・パンクとかも人気でしたね。そんな中で初めて聞いたゴイステの曲がSTAND BY MEだった気がします。

メロディックなベースから始まるイントロを聞いた瞬間に「なんだこれは!」ってなった記憶があります。

最初に聞いたときは、途中から歌い方が変わりすぎて、歌っている人が違うんだと思っていました。

BOYS&GIRLS

上に挙げたSTAND BY MEが収録されているアルバムです。最高のアルバムですね。聴きまくりました。

  1. DON’T TRUST OVER THIRTY
  2. UNIVERSAL
  3. THE BRIDGE
  4. MY SOULFUL HEART BEAT MAKES ME SING MY SOUL MUSIC
  5. FOREVER YOUNG
  6. FRIENDS (ENDLESS SUMMER)
  7. YOUTH
  8. TANPOPO SONG
  9. STAND BY ME
  10. You & I
  11. GOING STEADY

何曲か紹介

1:DON’T TRUST OVER THIRTY
「どうして僕は生まれたの、どうして僕は死んじゃうの」から始まる曲。良いです。

3:THE BRIDGE
これも安孫子さんのベースラインが特徴的な曲。そういえば何年か前に安孫子さんを調べたらちょっと太ってた。

4:MY SOULFUL HEART BEAT MAKES ME SING MY SOUL MUSIC

曲名長すぎですよね

サビの「もしも君が泣くならば〜」ってところが凄い印象的で、中学生の僕はノックアウトされました。

後に曲名が「もしも君が泣くならば」になって再収録されています。やっぱり長すぎたのかな。ちょっと歌詞も変わっている。

6:FRIENDS
たまにこういう綺麗な歌い方だけで歌う良い曲をフッと入れてくるんですよね。憎いですね。

8:TANPOPO SONG
「タンポポみたいに!タンポポみたいに!」って叫ぶ曲。

10:You & I
結構初期の曲だったはず。これも後に再収録されてるけどやたらゆっくりになってました。

全部の曲に長文書けるぐらいですが、長くなるのでこれぐらいで。本当にいいアルバムです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

BOYS&GIRLS [ Going Steady ]
価格:2200円(税込、送料無料) (2019/11/24時点)


さくらの唄

このアルバムで一躍大人気になった気がします。

  1. アホンダラ行進曲
  2. 東京少年
  3. BABY BABY
  4. 銀河鉄道の夜
  5. TOO YOUNG TO CRY
  6. 愛しておくれ
  7. グレープフルーツムーン
  8. もしも君が泣くならば
  9. 佳代
  10. GO FOR IT
  11. 星に願いを

こっちも何曲か曲紹介

1:アホンダラ行進曲
ゆっくりなメロディーからの「アーホーンーダーラぁぁぁぁぁ!」って叫ぶ曲。

2:東京少年
まぁメロディは蛍の光ですけど、カッコいいです。

3:BABY BABY
これは名曲です。本当に名曲。何かのラジオで安めぐみさんとリリー・フランキーさんがカバーしてました。これも何かのテレビで峯田さんが麻美ゆまさんに歌って泣かせてたけど、卑怯ですよね。

4:銀河鉄道の夜
まぁメロディはユーミンの守ってあげたいですけど、宮沢賢治の銀河鉄道の夜を元にしたと思われる詞は幻想的。峯田さんは「夜王子と月の姫」とか、たまに詩的な曲を書かれますよね。

7:グレープフルーツムーン
これはTom Waitsのグレープフルーツムーンと関係あるのだろうか。

9:佳代
名バラードですが、元カノの名前だったかで元カノのお姉さんから禁止令が出ていたとか、解禁されたとか、ソースは良く知りません。

こっちも全曲語れるほど聴きまくったアルバムです。

曲名もそうですけどBOYS&GIRLSよりも、より日本語メインになったような気がします。

ゴイステ人気を決定づけたようなイメージがあります。このアルバムでより一般層(若者の一般層だけど)にも知れ渡った感じがあります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

さくらの唄 [ Going Steady ]
価格:2200円(税込、送料無料) (2019/11/24時点)


シングル

最後の方にシングルを何曲か出して解散、ってなっちゃいましたけど、「童貞ソー・ヤング」はオリコン3位になって、普通にテレビのオリコンランキングで紹介されてビックリしました。

ライブDVDでお客さんに童貞ソー・ヤングやって!って言われた峯田さんが、お前ら前列の人は童貞じゃないけど、本当の童貞が後ろの方にいるんですよって言ってやらなかったのが印象的。

「駆け抜けて性春」
これってシングルだったんだっけ?後の銀杏版でYukiさんが入ってくるところが最高です。

当時の友達の娘がB系のショップで働いていて、遊びに行ったらテレビのチャンネル変えてくれて、駆け抜けて性春のPVが流れたので夢中で見てたら、外に出ていた黒人のお兄ちゃんが戻ってきて、「ここはB系の店なんだからHip-Hopかけろ」って怒られたのは怖かった。

当時はB系も流行ってたなぁ

「若者たち/夜王子と月の姫」もオリコン5位になっていたらしい。

人気になって知名度が上がった時によくある、中学生の頃に周りが鈴木亜美に夢中になっているときから、僕はゴイステ好きだったんだぜ、おまえら当時MDを聴かせても全然反応してなかったろって思ってましたね。

ラストシングルの「青春時代」がまた良い曲。
イントロは、ダダッダダ、、ぁぁぁぁぁあ!

この曲を聞くとなんか色々と思い出す。
音楽って、聴くとその頃のことを思い出すんですよね。

五感って言われる視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚ってあるけど、聴覚と味覚と嗅覚、これはなんか昔を思い出させる力がある。

もちろん視覚も直接的に懐かしいってなるんですけど、聴覚と味覚と嗅覚って不意打ち的に脳が思い出して泣かしにかかってくる時があります。

なんだか話が逸れましたが、音楽って素敵ですねって話です。

そして、ゴイステは僕の青春

まとめ

家でPV見てたら父が言った一言。
大声出し大会か?