どうでもいい話

アルカディア号追記
アルカディア号の記事にコメントが来ていたので追記。U・Mさんコメントありがとうございます。アルカディア号のカラーについての言及、おっしゃる通りです。
劇場版デザインの濃緑色カッコいいですよね。TV版のデザインに準拠した濃淡の色分けで艦首が引きたちます。
記事内の艦首からの流れが脆弱云々のところはちょっと説明不足で反省。アルカディア号はスクリーンでは正面からと艦尾からのショットが多い。
宇宙戦艦ヤマトのプラモデルを作ったことがある人なら共感してもらえると思うんですが、
波動砲ってこんなにちっちゃかったか?
それを受けてか艦首にパースのついたイメージモデルも発売されました。
立体化に際しアルカディア号も思い出補正で理想像が出来上がってしまって作画のイメージと立体としての整合性の落とし所が難しいところなんでしょう。(←エラそーに)
ハセガワ様の几帳面な作法も悩ましいところですね。完全変形するバルキリーのバトロイド形態は間違いなくあれで正解。(disってる訳ではありません)
アシェットのダイキャストギミックモデルの先行レビューが上がっていますがご覧になられたでしょうか。
机上のパースのついてない俯瞰からの画像を見る限り今までのモデル化とバランスの取り方が違うのがわかります。
宮武画稿の有機的なデザインより板橋克己氏
描くところの三番艦の直線的なラインが強調されてるようにも見えます。
個人的に重要だと感じたポイントとしては艦尾に向けて情報量の多くなるデザインをキャビンを小さくし低い位置に配置することでコンパクトにまとめている点。
僅かな調整により艦首上端から甲板、キャビンの屋根の面がほぼ一直線にならびスマートな印象を与えています。
直線を意識したアレンジなので艦首部分はエッジが効いてくびれも控えめになっていますがマスとしてのボリュームが強調されています。
可動ギミックも満載でパルサーカノンの砲身がバラバラに動くとこなんかよう分かっとるなあ。(パルサーカノンのSEも!)
衝角もアウトラインを損なうことなく自動で展開。最新のアルカディア号としてのモデル化でもあるようです。
オーガス
超時空世紀オーガスは一家言あるのでここではこの度バンダイから発売されたHIMETALオーガスに纏わる話しを少しだけ。
去る7月、多忙の友人に代わりプラモデルの購入を頼まれて早起きし市内某家電量販店に行きました。自分の目当ては件のオーガスの完成品トイ。
開店前に到着すると長蛇の列が。なぜ?みんなオーガス目当てなのか?開店と同時に店内になだれ込む人たち。
みんなそんなにオーガス好きだったのか?
ネタでもなんでもなく本当にそう思いました。安心して下さい。オーガスちゃんとゲットしましたよ。
水星の魔女のキットの発売日とかぶってたんですね。ちなみに友達の目当てもそれでした。
最近のガンプラ事情に疎かったんですが
ガンプラブーム直撃の自分でもちょっとカルチャーショックを受けました。
さてHIMETALオーガスですがパッケージが気が利いています。タカトクトイスの窓空きパッケージを模していてタイムスリップしたかのような気持ちに。まだ開封もしていないのですが窓空きなので箱を撫でてはうっとりしています。ちなみに頼まれていたガンプラもちゃんとゲットできました。
ガメラ
ネトフリでガメラがアニメ化。この度登場する怪獣たちが配信前にシルエットで紹介されました。
ギロンのトリッキーなアレンジにココロを奪われました。シルエットでは分からなかった口の開閉がまさかあんな風になるとは。

昭和の大悪獣ギロンは低予算のジャリ向けでしたが魅力のある怪獣映画です。その魅力の一つがギロンです。スペースギャオスの首チョンパや十文字手裏剣。サディスティックなイメージとストレンジなデザインで人気のある怪獣(俺しらべ)。
平成ガメラ三部作はどれも素晴らしかった。夕陽をバックに東京タワーに巣をかけたギャオスの絵は怪獣映画史に残る名シーン。
ガメラのデザインの刷新も良かったですね。グライダー形態は発明でした。今回のガメラにも受け継がれているようです。
ギャオスは昭和の方を贔屓してしまいますが生物としてのライフサイクルまで緻密に描写された平成ギャオスは三部作の指標となります。
最高傑作の誉れ高いガメラ2レギオン襲来もレギオンの生態や草体との共生関係が丁寧に描かれSFとして面白い映画でした。
平成三部作で暗示されたガメラ=玄武、イリス=朱雀の四聖獣のイメージで残る白虎と青龍を期待していましたが完結。(ギャオスは量産型、レギオンは宇宙怪獣)
フィギュアではコナミのSFムービーセレクションのオリジナルに準拠したアレンジが良かった。なかでもジャイガーは出色の出来。
今回のアニメ化は生物的な表現とアニメーションでの動きを意識したアレンジ。平成三部作で出番のなかった怪獣たちの久しぶりの晴れ舞台となることでしょう。
The Dead Don’t Die
2019年公開アメリカのゾンビ映画。ジャケットのポンティアックに釣られて購入。
ゾンビ映画なんか大体同じでストーリーはよくあるやつ。みどころは若い旅行者(セレーナ・ゴメス)たちが乗る件のポンティアック。劇中ではGTOのベース車になったルマンと語られます。
カーチェイスとかのアクションはなしでガソリンスタンドのホラーオタク店員のナイト・オブ・ザ・リビングデッドのくだりくらいしか出番はありません。ただ綺麗な状態のポンティアックが見れるのは眼福。
かたやアダム・ドライバー演じるロニー巡査がプライベートで乗ってるのがスマート4×2。ゾンビ禍にすぐ適応する変人役のキャラクターに合わせた抜群のチョイスです。
キャスティングがビル・マーレイをはじめ無駄に豪華。コーヒーゾンビ役はイギー・ポップ。見終わった感想は誤解を恐れずにいえばクソつまんないゾンビ映画。
すべてのゾンビ映画がクソくだらないですがラストシーンや公開されたタイミングから世界の写し鏡として機能しています。
最近のゾンビ映画に比べると娯楽性が乏しく思えますが古き良き?ゾンビ映画の作法で作られた今作、世界がゆっくり死んでいくような世紀末感を味わえます。
劇中流れるカントリーThe Dead Don’t Dieを歌うスタージル・シンプソンもキャストとして出演しています。
黒騎士バット
訃報 寺沢武一先生が亡くなられた。とても残念です。COBRAは漫画もアニメも大好きでした。ラグボール編最高デス!。
大人向けの内容でセクシーなスペースルックの女性キャラクターにドキドキしました。
COBRAの後に連載された黒騎士バットも好きでした。

ジャンプのデラックス版で単行本出ています。装丁もカッコいいですね。平成になってから大きな版で重版されてるようです。
フルカラー版で原画をCG化したものにデジタルで着色。寺沢先生は漫画のCGのメソッドをご自身で構築されていたそうです。
黒騎士バットの原作に忠実なタッチのアニメ化がないかなあとしょっちゅう妄想しています。
寺沢先生、たくさんの素晴らしい作品、ありがとうございました。
まとめ
ゴジラの新作もそろそろですね。
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