エレキギターの話5

エレキギターの話5

ミッシェルガンエレファントのギターが弾けるようになりたい。

20代の頃夢中になって聴いてた。メンバー誰一人欠けても成立しない最強のロックンロール。

テレキャスターをレストアしてからミッシェルへの思いが再熱してきました。

シールドをでかいアンプにぶち込んでガコーンってやりたい。

YouTubeなどで親切な人が弾き方を解説してくれています。いい時代になりました。

ミッシェルをコピーしてみて気付きや感想。

テレキャスター

ミッシェルの”弾いてみた”動画をUPされてる方は大体テレキャスターカスタムで黒の衣装。

ドクロノブまで再現されている方もいます。シグネイチャーモデルでしょうか?

アベフトシの歴代使用ギターやセッティングはムック本などで確認ができます。

鼈甲のピックガードの黒いテレカスをアンプに直結。トグルスイッチはトーンの下に移設。

ボディに使われるヘヴィアッシュもサウンドに影響しています。

ノイズ対策の処理が施されたピックアップ。

このへんは音作りにも関係してきますがコピーする人でも無理にやることもないでしょう。(やりたいけど)

アンプはFender The Twin。ツインリバーブとは違うんですね?触ったことないので語る資格なし。

後期に使われていたMarshall JCM900。マーシャルのアンプはスタジオに置いてあったので触ったことあります。

家ではちっこいアンプばかり使ってるのでスタジオ入るともりあがります。

アンプあるある

パワーとスタンバイがわからない。

真空管アンプの話です。まずパワーをON。赤く光るインジケーターです。これで真空管を温める。(30秒程度)

次にスタンバイをON。パワーの隣の黒い方。これで初めて音が出るようになります。

ゲイン?ボリューム?マスターボリューム?

これ未だによくわからん。両方ボリュームじゃん。ただゲインの方を上げるとギャーンって歪んだカッコいい音になります。

上げすぎるとメンバーから白い目で見られるので注意。とりあえす5から。

マスターボリュームのツマミが付いてるアンプもあるけどこれはスタックアンプ(音作るとこと音が出るとこが別々のアンプ)でキャビネット(音出すとこ スピーカー)の音量を調節してんだよね。あってますか?

チャンネル?

初めてみたとき はあ?ってなりましたが簡単でした。大体2チャンネルあって切り替えることで好みの音に変えることができます。

以上3つのことをおさえておけばいざスタジオ入ろうってなった時にあわてずにすむはずです。あと練習が終わったらすべてのツマミは0にもどしておきましょう。話が脱線しました。

マシンガンカッティング

ミッシェルを演るときの必須テクニック。

やってみてわかったこと。

音作りが重要です。ミニアンプでもある程度似た雰囲気にはなります。

アベさんのセッティングを参考にして適当にやってますが全部の弦をミュートした時の音がいい音になるように高温域は控えめにしてリバーブは0。

資料によって若干違うんですがギタマガに書いてある設定では

ベース ミドル10 トレブル4 ゲイン7.5~8 ボリューム5 プレゼンス リバーブ0

レコーディングではボリュームと間違えてゲイン10のこともあったとか。結果オーライでそのまま収録。

自分のテレキャスはリアの調子が悪いのでセンターでやってます。

アベフトシカスタムのテレキャスターはノイズ対策が施されているのでリアでもhiが抑えられてるのかも。あの音を再現したい。

ミック・グリーンやウィルコ・ジョンソンを師と仰いでいらしたそうですがレスポールを弾くアベフトシも見てみたかった。

16分のオルタネイトは自分の場合ミディアムくらいのピックでやってます。THIN(1番薄っぺらのやつ)だとすぐかけます。

あと透明なものより色のついてる方が丈夫。

ピックの弾力と指先と手首の脱力。この三点でマシンガンを再現。てゆうのもアベさんみたいな手首の動きができない。

カッティングは手首の脱力とストロークの速さが命ですがフィジカルの差を工夫でなんとか克服しようと試行錯誤しています。

練習の時も立奏でやってます。

弾いてみよう

ミッシェルのコピーオススメ曲をいくつか。

世界の終わり ミッシェル入門に最適な曲です。泣ける話でも取り上げましたね。

イントロの単音カッティングがカッコいい。(Dの解放もなってます)

コードも簡単。アルバムバージョンでマスターしました。

CISCOも難易度高くないです。フジロックでしっちゃかめっちゃかになったやつです。

GT400 アメリカンニューシネマを彷彿させる歌詞。マシンガンカッティングは出てきませんがゆったりとしたストロークと切ないギターソロがいい。

Danny Go イントロのウエノコウジのベースがめちゃくちゃカッコいい!ベースでミッシェルに挑戦したい方にオススメ。

何曲かやってみて感じたのは、12フレットあたりの親指を使ったミュートがしんどい。このへんもガバァって握り込めたら弾きやすいのに。いい方法ないかしらん。

16分のカッティングもやりすぎると二の腕が痛くなります。力入れすぎなんでしょうね。

ミッシェルガンエレファントのコピーは大変そうな先入観があるけれど基本的なテクニックを精密に演奏されてるのがわかりました。

まとめ

最難関 シャンデリアにも挑戦したい。