ロックと女の子のはなし5
- 2023.11.25
- 2024.01.08
- アーティスト語り
- CHILDISH TONES, バンド, パリピ孔明, 弐ノ盆, 新しい学校のリーダーズ, 音楽
最近のガールズバンドや女性シンガーについて語るシリーズ5か6のはず。
5だったよ
新しい学校のリーダーズ
今が瞬間最大風速です(2023)。SUZUKA KANON RIN MIZYUからなる4人組のダンスアイドルユニットでいいのかな?
海外のフェスに出演。物怖じしない最高のパフォーマンスがめちゃくちゃ盛り上がっています。
なんでうけたか?セーラー服は外国人にはストレンジな印象を与えると思います。謎いルックスとキレキレのパフォーマンスのギャップが”あり”になる瞬間。
正直彼女たちに先入観で不気味な印象をいだいていました。しかし彼女たちのパフォーマンスをみてすぐにそれは覆りました。生ハムやBABYMETAL以来の衝撃。
4人編成なのも重要。組体操のようなキメポーズ、鍛えられたフィジカル。頭一つ背の高いSUZUKAがステージ狭しと転げ回りロジックで精密なダンスとの緩急が見ていて楽しい。
年内に(2023)に首振りダンスをマスターしたい人も多いのではないでしょうか。4人の個性も差別化されそれぞれのエクセレントで推しは死にます。
MIZYUのふたくくり(ツインテールにあらず)のプロペラ回転がヤバい。
楽曲は早いダンスビートや歌謡曲のリバイバル。”青春を切り裂く波動”のカッティングギターは昨今の流行りですね。BISHに楽曲提供されてた方と同じ人なんだそうです。”オトナブルー”は何おか言わんや、元になった”古い日記”がカッコいい。
BEASTIE BOYSのINTAR GYALACTICのカバーもやってます 選曲!!!!。BEASTIEのMVが傑作なんですがリーダーズのカバーは、本家よりカッコいいかも。
DAOKOがBECKとコラボしたりKULASHAKERのMVにピンクレディーやおニャン子がでたり(過去の映像)おもしろい時代になった。文化や言葉の壁をあっさり越えてしまうのが若い女の子達なのは頼もしい。
大人でも子供でもないリーダーズ。観るなら今しかない。
CHILDISH TONES
結構長くやってますね。オモチャの楽器で演奏するロックバンド。最近のMVで存在を知りました。アイドル 宇佐蔵べにとのコラボレーションも。
The La’sのThere She GoesやHipstar imageのMake Her Mineのカバー。オルタナ世代のオッさんに突き刺さります。
Country GirlのMVで泣けるのは僕だけかい?プライマルスクリームも青春の1ページを彩る重要なバンドのひとつとか言ったら老害ですか?
Riot City Bluesはプライマルの中でも好きな1枚です。アルバムのオープニングを飾るこの曲。
病んだ世界から連れ出してくれよ
ボビー・ギレスビーの自嘲と自負が歌われ当時しんどかったんだろうなと思いがしのばれます。
CHILDISH TONESの日本語歌詞は真心ブラザーズの”BABY BABY BABY”のリスペクトみたいな感じで切ない。(サビ以外オリジナル歌詞の片鱗は無い)
MVでは平成の風景や古いカトゥーンの映像が流れノスタルジーに浸れます。振り返ればすぐそこなのにもう戻れない。今宵もノスタル爺が咽び泣くのでした。(僕も含む)
うちの弁護士は手がかかる
テーマから少し逸れますがドラマ”うちの弁護士は手がかかる”がおもろい。主題歌でローリングストーンズのAngryが使われています。ストーンズは最近よく聴いていてニューアルバムが出たのはタイムリーでした。
AngryのMVがカッコいい。きれいなおねえちゃんを乗せたオープンカー。LAの町に建ち並ぶ看板にはかつてのミック・ジャガーやキース・リチャードの姿が(CGで今作のAngryを歌ってます!)。
長髪の頃のキースカッコ良すぎ。車に乗ってる女性は俳優さんらしいです。ロックなレザーファッションがセクシー。
恋人と別れた男の心情が歌われて、MVの開放的な若い女の子との対比がブルースに新しい命を吹き込んでいます。
アルバムにはゲストとしてスティービー・ワンダー エルトン・ジョン ポール・マッカートニーが参加。カッコいい爺さん達の同窓会。
ドラマは毎週みてます。リーガルものが好きで最近では”石子と羽男 そんなことで訴えます?”が面白かった。
弁護士の仕事をわかりやすく描き かつサスペンスフルな展開もあり毎週楽しく拝見させていただきました。
若い俳優さんの演技も良かったですが、さださんとイッセー尾形さんのキャスティングは抜群だったなあ。
話をもどすと”うちの弁護士は手がかかる”では今売れっ子のムロツヨシ演じるパラリーガル蔵前とこれまた超売れっ子の平手友梨奈演じる弁護士 天野杏のリーガルコメディドラマ。
数字を狙ったキャスティングですが特筆すべきは毎週平手ちゃんのチャイルディッシュコーデが見れるのは眼福以外なにものでもない。
たしか坂道の人ですよね。ドラゴン桜にも出てました。美人です。推すしかない。
パリピ孔明
これもドラマから。アニメが人気で実写ドラマ化。メデイアミックスとか言うんでしたっけ?
三国志もオタクの大好きなコンテンツ。向井理の諸葛孔明は出落ち。(回想しか出てこない劉備役 ディーンフジオカもナイスキャスティング)。
ゲスト出演者が豪華。女王蜂のアヴちゃんやペトロールズの長岡涼介が出演。長岡さんは謎い編曲家を演じています。劇中のVシェイプのテレキャスターはおそらく私物。あとマキシマム ザ ホルモンのダイスケはんもオーラ0でちらっと出演。
原作の無責任な設定を俳優が真面目に演技することでギャグの密度が上がりエンターテイメントとして成立します。
漫画では想像するしかない(そこが強みでもあります)歌が実際歌われ映像化でもっとも難しい部分ですが主人公英子役の上白石萌歌があっさりクリア。(個人の意見デス)
ヒップホップと三国志は一見無関係に思えますがBECKの劇中漫画”ハッピー☆三国志”やラッパーの呂布カルマからインスパイアされたんでは?
呂布さんも面白い人ですね。どっかのフェスでやってたトリプルファイヤーvo吉田靖直とのラップバトルが最高DEATH!
BECKでもやってた観客動員数やいいね!の数で進退が決まる展開は毎回孔明の計略で成功。ばんざーい。見どころはそこしかありません。(褒めています)
上白石萌歌さんも器用な方で歌も上手いです。歌手もやられているんですね。今知りました。密偵役の石野理子も良いキャラクターです。
ネット界隈では原作ファンから否定的意見もあるようですが僕は断然ドラマの方が好きです。年内にはとりあえず完結するはずだから見届けようと思います。
まとめ
石野理子さんは”赤い公園”のボーカルの人でした。
-
前の記事
亀に纏わる話 2023.10.15
-
次の記事
ミッシェルVSブランキージェットシティー 2024.01.08