2022年

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湯浅政明監督のこと

湯浅政明監督最新作、犬王観てきました。 湯浅作品やSFの話。 夜は短し歩けよ乙女 最初にお名前を拝見したのは”夜は短し歩けよ乙女”のスタッフロールでした。原作は森見登美彦の小説。ロングセラーで書店ではよく平積みでみかけます。 原作より先にアニメを観ました。何年か前に夜中にテレビでやってて特に期待せず観ていたらあれよあれよと引き込まれました。 京都 先斗町を舞台にした先輩と黒 […]

シン・ウルトラマン の話

シン・ウルトラマン公開されました。まだ未見の方も多いと思いますのでネタバレは極力控えてシン・ウルトラマンに纏わる怪獣と山田芳裕先生の話。 地底怪獣 文字通り地底から現れる怪獣。ゴジラは海からやってきましたがこれは大平洋戦争の記憶。 高度成長期は都市開発で山を切り開いてとにかく穴を掘ってた時代。地底怪獣はショベルカーやダンプカーのイメージもあったのでしょうか? 地底怪獣のライフサイクルは謎ですが比較 […]

ソラニンのこと

前回に引き続き浅野いにお先生のお話。 ソラニン ソラニンは新装版でもってます。装丁は多摩川土手の写真。この頃の先生の絵は吉本良明先生ぽいですね。”青い車”(吉本良明の漫画)の影響も感じさせます。 夢を捨てきれないバンドマンとその彼女の物語。女性にも人気のあるこの作品。ロックを題材にした漫画では演奏するシーンが重要。 漫画では音は想像で補完するしかないんですが浅野先生がロック […]

デデデのこと

浅野いにお先生の”デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション”(以下デデデ)完結しました。 現代社会の問題をSFで描いた作品。ネット界隈では伏線厨やおんたんロスで賑わっているでしょうか?(みないでおこう) デデデや他の浅野作品についての雑記。 イソベやん デデデ各巻の巻頭でカラー掲載された劇中の漫画”イソベやん”。要するにドラえもん。 デデデの物 […]

松本大洋の世界

松本大洋先生の新作が発刊されています。 松本作品の魅力や関連する作品に纏わる雑記。 松本大洋 僕たちの大好きな漫画家。解説は壱ノ盆(当ブログの主)の”鉄コン筋クリートの話“の玉稿に詳しい。 松本先生の絵は所謂ヘタウマ。誤解がないように言っときますが”上手い絵”と”良い絵”は必ずしもイコールではありません。 イラストや漫画 アニ […]

タランティーノの話

タランティーノ監督最新作の感想などの雑記。ネタバレがあるので注意。 ワンスアポンアタイムインハリウッド 映画を観る環境も変わってネットで気軽にいつでも観れる時代になりました。 この映画も家で加入している映画チャンネルで観ました。タランティーノ監督9作目の2019年公開の映画。 ちなみにタランティーノ監督 10本撮ったら引退するとおっしゃってるので新作はあと一作となります。 タランティーノ監督の映画 […]

何聴いてる?

最近何聴いてますか。贔屓のバンドがアルバム出すのでソワソワしてる人。 マイペースで穴掘ってる人。 “ロックなんかもう聴いてない”と達観しちゃった人。 新旧取り混ぜて引っかかったやつを語るいつものやつです。 つじあやの ニューアルバム”HELLO WOMAN”でました。つじさんは何度か紹介していますね。 ウクレレの弾き語りとポップチューン。今作もぶれる […]

ボトムズの世界5

あつまれボトムズ野郎。おじさんたちの大好きなロボット ボトムズ。今回はクメン編の魅力や水陸両用ATについてのお話。 ATH-06-WP ダイビングビートル。メルキア軍正式採用の水陸両用ヘビー級AT。 気密性がある設計がデザインからわかります。TV本編では新型のATですが、終戦前から運用されているのがペールゼンファイルズでわかります。 ATのCGによる表現には賛否ありますが演出の面で運用方法やディテ […]

エモい話

エモいってなんですか?よく耳にしますがさっぱりわからん。もちろんエモコアだのメロコアだのは知ってるけど守備範囲外。 メロコアの話でも壱ノ盆が考察していて重複するネタにもなりますがおじさん世代が個人的にエモいを勝手に考察(資料的価値はないです)。 Weezer どうだ。当たってる?Weezerエモいんじゃないですか?このバンドは”Say It Aint’ So”の […]

ブリットポップのはなし

ブリットポップとその系譜に纏わるアメリカの音楽についての雑記。 スタイルカウンシル(以下スタカン) ブリットポップは90年代の頃のブーム。猫も杓子もブリットポップでしたがその前夜みたいな雰囲気の頃もおもしろかった。 パンク ニューウェーブ テクノ 色々あったけどやってることは大体同じ。ただヘアースタイルが変わっただけ。 スタイルカウンシルはポール・ウェラーとミック・タルボットのバンド。実はジャムよ […]